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今年7月に退団する宙組トップスター、大空祐飛を支えてきた宙組実力派スター北翔海莉は、大空主演の愛知・中日劇場公演「仮面のロマネスク」(24日まで)でも、二枚目半のスパイス的キャラクターを好演している。
北翔自身も7月に専科へ移ることが決まり、大空とともに宙組を去る。
実は、宙組7年での任務のひとつに「組織作り」があった。
「いいピラミッドができた」。
達成感に満ちた表情で話している。

演技の幅は変幻自在。

「このポジションだから、いつもいい人ではなくて、悪役も、二枚目も、階段落ちもありますから」

一昨年秋、全国ツアー「銀ちゃんの恋」でヤスにふんし、階段落ちに挑戦。
前作「クラシコ・イタリアーノ」は頑固職人、今作「仮面のロマネスク」では、ゲームのように恋を楽しむ男女の中で1人、純朴すぎるがゆえ、こっけいな青年・ダンスニーにふんする。

「二枚目半の方が、力を発揮できるんじゃないか」

懐が深い演技力。
その理由は心構えにありそうだ。

「公演ごとに『これが最後、私の限界』と思っています。テレビなら撮り直しはできますけど、舞台は生ものですので。人生で1回しか見られないお客さまもいらっしゃる。私たちも『次がある』と思ったらだめ。毎日が集大成です」

いつケガや病気に見舞われ、退団を余儀なくされても、悔いが残らぬよう、全力投球を欠かさない。

「体は強い方ではなかったので、入団してからも、手術で休演したときもあって...。健康でケガもなく舞台に立てるだけで、80%はクリアしているんですよね。今、いつも感謝している気持ちはあります」

若き日の痛みがバネに、支えになっている。
芝居巧者のスターも入団当初は演技も歌唱もダンスも「大嫌いだった」と明かす。
音楽学校時代は劣等生だった。

「宝塚を受験した時点で、この仕事に就くと思ってなかったので...。(学生時代の)担任の先生に勧められて、1次に受かって『まずい』と。2次の前に初めて(宝塚歌劇を)見たんです。東大合格より大変らしいし、人生経験になれば、くらいの気持ちでした」

ところが合格。
心の準備どころか、知識もないままに入学してしまった。

「演劇の授業は嫌で嫌で、壁のはじっこに隠れて当てられないように。泣きながらバレエして、蚊の鳴くような声で歌っていました。でも、劇団に入れば、隠れられない状況で(笑い)。今度は、けいこ場に行くのがストレス。歌も演技も、ダンスも、どう表現していいか分からなくて」

同期生の背中が、はるか遠くに見えた。

「人の3倍ぐらい練習しないと、置いて行かれる、と思ってましたから」

ただの負けず嫌いではない。
小学時代、吹奏楽部に所属。
組織にとって何が大切かを体感してきた。

「吹奏楽も舞台も、1人で頑張ってもしょうがない。宝塚もみんなの力、支えがないと、主役は生きない。しっかりしたピラミッドがないと成り立たない」

組織の輪を、自分の力不足で乱してはいけない-。
その一心が、成長へとつながった。
06年に月組から宙組へ異動。
劇団から舞台以外のことも期待された。

「『ピラミッドを作ってほしい』という任務を帯びていました」

父親が自衛隊勤務で、小中学校では転校ばかり。
環境の変化には慣れていた。

「ピラミッドで難しいのは、上下関係も派閥もだめなこと。下に目を向けることが大事。見落としがちな最下級生、下から2番目とか。迷い道に入っている子がいっぱいいるので、手を差し伸べて。まず、けいこ場に来ることを楽しいと思えるようにしないと」

それこそ、身をもって克服した課題だ。
苦しむ後輩ほど心境がよく分かった。
そして何より、月組時代から背を追ってきたトップ大空の存在が大きかった。

「大空さんは、台本の解釈の仕方にしても、みんなが理解できるように説明してくださる。とくに、下級生が分かりやすい説明をされる方なんですよ」

先輩に学び、後輩に教える。
任務を完遂し、7月には、大空の退団を見届けてから、専科へ異動する。

「最後まで(大空を)見送れるので、よかったです。一緒に(自身の)宙組最後まで、戦友としていられる。だから(宙組で)6年たって、今の雰囲気を見ていると、楽しく、みんながやってこられている。任務は遂行できた。何の悔いもない。達成感はあります」

残り半年、2作の宙組生活。
北翔は今まで通り全力投球、日々完全燃焼で突き進む。



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