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元宝塚宙組男役トップスターで女優の大和悠河さんが2人芝居「GULF」(1月20~25日、東京・青山円形劇場)に主演する。
ネットの掲示板に掲載された「一年間のニート生活を保障する」という募集広告に応募してきた2人が繰り広げる密室劇で、1991年の湾岸戦争以降の出来事を振り返りながら現代の“日本人像”をあぶり出していく。
大和さんに抱負を聞いた。
2人芝居のストレートプレイ主人公は自分自身?

――ストレートプレイの役は新鮮ですね。

大和 ずっとやってみたいと思っていました。
以前、朗読劇をやったことがあって、歌もダンスもなく声だけで表現するのが新鮮で面白かった。
その時からお話があったらやってみたかったので、お話をいただいた時は興味深く思いました。
しかも2人芝居で円形劇場。どんな表現ができるんだろうと、不安よりも楽しみな気持ちが先に生まれました。
共演の敦士さんも脚本・演出の毛利(亘宏)さんも年齢がとても近くて、初めてお会いした時にすぐ意気投合しました。
同年代のたった3人だけで作品を築き上げていくことは珍しいので大変おもしろそうだと感じましたし、3人で意見交換しながら芝居を作っていくイメージがわきましたね。

――共演の敦士さんについては。

大和 モデル出身でハンサムなのに、第一印象は大きな小動物(笑)。
チラシ撮影の時、芝居の設定そのままに険悪なムードを演じていたのですが、その表情がとてもおかしくて、つい笑ってしまいそうになりました。
今から掛け合いが楽しみです。

――大和さん演じるIT企業幹部の早乙女真澄は友達を作らずに生きてきたという設定だそうですが。

大和 実際にあったニュースを題材にしたドキュメンタリー性の強い作品ということで、毛利さんが私の過ごしてきた人生の時間と意図的に設定をだぶらせたそうなんです。
最初に企画書を読んだ時は驚きましたよ。「どうしてこんなに重なっているの?」って(笑)。過ごしてきた時代が同じでも、ある意味で自分とは対極にある早乙女に、どう自分を重ねて演じていくのかという、そのあたりのおもしろさにも興味があります。

物語は91年の湾岸戦争以降の歴史を振り返りながら進みますが、きっと早乙女が過ごしてきた時間と私自身の時間とを重ねながらいろいろ思い出すのでしょうね。
また、“友達”は一般的な意味での単なる仲良しだけではないという場所で生きてきたという部分では、友達を作る意味について独自の考えを持つ早乙女に感じるところもあります。
というのも、宝塚時代は友達というよりも、それを超えた家族のような絆が結ばれると同時に、どんなに仲が良くてもライバル。

わいわいやりながらも完全に心を開くことはないというか、孤独を感じることも多い。
だけどそれが悪いということではなくて、ひとつのことを成すには仕方ない面もある。
だから早乙女がどうやって生きていくのか関心があるんです。
ただ、ITに詳しいという点については私とかけ離れています。“炎上”の意味も知らなかったくらいですから(笑)。

――湾岸戦争の記憶は。

大和 宝塚受験をめざし、歌やバレエの稽古に明け暮れていた日々で「宝塚に入りたい!」と夢に燃えていました。
テレビを見る時間もほとんどなく、湾岸戦争もどこか遠くの出来事というか、自分にとっては現実味がなかったというのが正直な印象です。
早乙女は湾岸戦争の映像をニュースで見てゲームのようだと感じますが、私にとっては遠い出来事をこんな形で目に触れるということがただただ衝撃でした。一方、物語の途中で出てくる阪神大震災(95年)についてはまったく違います。

当時すでに宝塚音楽学校に入って兵庫県に住んでいて、あの日は卒業試験の1日目でした。
気合を入れて早起きした瞬間に地震があって、皆は無事だろうかという心配や、初舞台を踏めるのかといった不安がいっぺんに押し寄せてきました。
しばらく大変な状況が続きましたが、宝塚は震災から74日後に公演を再開しました。

音楽学校を卒業後、私にとって初舞台となった公演です。
嬉しかったのは、多くのお客様が劇場に足を運んでくださったこと。
衣食住を優先する中、公演の再開には様々な意見もあったと思いますが、そういう時期だからこそ宝塚を観ることで笑顔になってくださる方がいる。
私たちの仕事も生きていくために必要なんだということを忘れてはいけないと思いました。

――東日本大震災の時はどうしていましたか。

大和 打ち合わせに向かう道中で、都内にいました。
阪神大震災の時は縦揺れで「バーン!」という感じだったのが、今回は長い時間ずっと横に揺れていて、阪神の時とは違う恐怖を感じました。
でも、周囲がパニックにならずに冷静に行動し助け合おうとしているのを見て、胸が熱くなりました。
一方、テレビをつけたら、東北が大変なことになっている。
母の実家が岩手県だったこともあり、しばらくは心配で仕方なかったです。
同じ“湾岸”の映像でも湾岸戦争の時とは違って他人事じゃないというひりひりしたものを感じ、苦しくなっていました。

その後、何日かしてすぐに舞台の稽古が始まりましたが、どこかやりづらい気持ちがありました。
でも、阪神大震災の時のことを思い出して「ちゃんとやらなきゃ」と決意を新たにしました。
あれから9か月経って、今も寒い中で大変な思いをされている方がいる中、被災地以外ではほぼ普通の生活が戻っていて、日々、考えなきゃいけないこと、しなきゃいけないことが曖昧になってきている気もします。
そういう中で「GULF」という芝居を通して今の自分たちの姿と向き合えるのはとても意味のあることだと思いますし、一人でも多くの方に見ていただきたいですね。

――「東日本大震災復興支援 メモリアルコンサート ~宝塚の歌にのせて~」にも出演されるそうですね。

大和 お話をいただいた時は、少しでも力になれるならと一生懸命スケジュールを調整してお返事しました。
構成・演出が植田紳爾先生であることも感慨があります。
というのも、私の初舞台となった麻路さきさんのトップお披露目公演「国境のない地図」は植田先生の作品で、阪神大震災からの復興第1作目だったんです。
OGの方々とで共演できるのも嬉しい。仲間と衣装を着ると、ぱっとモードが変わりますね。
当時とはまた違った意味でスイッチが入るというか。こちらも今から楽しみです。




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