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日本のヒップホップ・シーンを牽引するKREVAが初めて音楽監督を務め、出演も果たす舞台とあって注目を集めている「KREVAの新しい音楽劇『最高はひとつじゃない』」
上演まで1週間を切り、最終調整段階に入った本公演の舞台稽古へ潜入した。

本公演は、“最高はひとつじゃない”をテーマに、3つの物語が進行していくオムニバス劇。
それぞれの物語の主人公を演じるのは、元宝塚歌劇団宙組トップ娘役の陽月華、声優の宮野真守、俳優の渡部豪太。

自分の信じる道だけを生きてきた3人は、自分と相対する生き方をするKREVAが演じるひとりの男“KREVA”との出会いによって心を揺り動かされ、人生の転機を迎え苦悩する。
脚本・演出はR:MIXの町田誠也が手掛け、KREVAのライブメンバーであるDJ SHUHO、MPC熊井吾郎も参加している。

本番さながらの通し稽古は、全体の流れを見ながら細かい確認をする最終段階。
そんな舞台稽古で飛び込んできた光景は、ヒップホップを色濃く導入した新感覚の音楽劇だった。

物語のキーとしてKREVAの楽曲が使用されているだけでなく、主役の3人はKREVAとともにラップやダンスに挑戦し、ヒップホップの魅力でもあるジャンルの垣根を越えたコラボレーションを見事に実現。
脇を固める出演者も息の合ったヒップホップダンスを繰り広げ、ダンサーはダイナミックなブレイクダンスも披露する。

劇中の音楽はKREVAの代表曲「くればいいのに」「ひとりじゃないのよ」「アグレッシ部」「国民的行事」や、この舞台のために書き下ろされた未発表曲などが散りばめられ、それはまるでライブ会場のよう。

出演者たちは、KREVAのパフォーマンスを袖からノリノリで見つめる姿も。
各曲のリリックが深くストーリーとシンクロし、本番では観客とステージが一体感に包まれるだろう。
彼の熱狂的なファンだとしても、物語の一部として聴く曲の数々は新鮮な印象を与えるに違いない。





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急性肺炎で療養中の元宝塚歌劇団宙組男役トップスターで女優の貴城けい(37)が28日、来年7月に出演を予定していた舞台『王様と私』のアンナ役を降板することがわかった。
主催の映画演劇文化協会がFAXで発表した。代役は女優の紫吹淳が務める。

貴城はFAXで「この10月に急性肺炎で入院して治療を受けておりましたが、10月末には退院し、今は静かに過ごしています」とすでに退院していることを報告。
また、「『王様と私』の出演も楽しみにしていましたが、暑さの厳しい時期に全国各地を巡演する体力を備えるまでには、今しばらく時間が必要と思い、大事をとって休演させて戴くこととなりました」と降板の理由を明かした。

貴城は10月10日に体調を崩し、病院で診察を受けたところ急性肺炎と判明。
その後、入院し主演していた舞台『サイド・ショウ』を降板していた。
今後については、「出来るだけ早い時期に、また次のお仕事で皆様にお目に掛かる日を心待ちにしております」と早期復帰に意欲を見せている。



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阪急電鉄創始者・小林一三(いちぞう)は1913年、沿線の温泉地に新たな呼び物をと、少女による唱歌隊を結成した。
今の兵庫県宝塚市、宝塚歌劇団の誕生だ。
「清く正しく美しく」を合言葉に、宝塚音楽学校で学んだ生徒らが華麗な舞台を創る。

脚本家の山崎陽子さん(75)が、タカラジェンヌの卵として第一歩を踏み出したのは54年。
東京駅で盛大に見送られ、期待と不安を胸に降り立った宝塚駅は、拍子抜けするほど古く小さな駅舎だった。

才能豊かな同期生に囲まれながらも、歌やダンスに打ち込んだ。
そして「旗雲朱美(はたぐも・あけみ)」の名で男役デビュー。
新人公演で大役を演じ、結婚を機に3年半で退団した。
「すばらしい青春の日々。心残りもあったのか、新郎の隣で燕尾服(えんびふく)は私の方が似合うかも、なんて」と山崎さん。
「幕あいがなく途切れない宝塚歌劇は、劇場を出ても夢の世界が続くんですよ」

駅近くの老舗もなか店・永楽庵は、歌劇公演が終わる夕刻、いつも一番のにぎわいを見せる。
「今日の舞台はよろしかったらしいですなあ」と、夫と店を切り盛りする松尾昌子さん(77)が、客に声を掛けた。
親子三代でヅカファンという女性は、106歳の祖母への土産を手に、「ほんまにいい気分で帰れますわ」と、足取り軽く駅へ向かった。

一三は晩年、宝塚への思いをつづった随筆に「誰れにも夢がある」と記した。
夢をみる人、与える人、色とりどりの夢が、宝塚の駅を行き交う。

■沿線ぶらり
 阪急電鉄宝塚線は梅田駅(大阪市)と宝塚駅(兵庫県宝塚市)を結ぶ24.5キロ。
今津線は今津駅(兵庫県西宮市)と宝塚駅を結ぶ9.3キロ。グループ会社の阪急電鉄を使う宝塚音楽学校の生徒が、駅員に一礼する姿もある。
「照れますね」と宝塚駅ほか7駅を管轄する駅長の井上守さん。

宝塚駅から大劇場に続く遊歩道・花のみちには、華やかなスリッパなどの楽屋用品が並ぶ店アンジェリーナ(電話0797・85・3405)がある
。かつてタカラジェンヌたちが学んだ音楽学校の旧校舎は、市立宝塚文化創造館(電話0797・87・1136)として公開。

■興味津々
人気宝塚歌劇「ベルサイユのばら」。
原作の名せりふが満載のベルサイユのばらカルタ(池田プロ・集英社)は、元宝塚の紫苑ゆうさんによる札読みCD付き。
宝塚劇場内売店(電話0797・85・6740)ほか全国書店で販売中。2100円。



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